シンガポール

1. 市場動向

1.1. インターネット・ブロードバンド市場

2022年時点で固定ブロードバンドの加入数は223万、固定ブロードバンドの加入率は37.4%である。2010年代中ごろまでは上昇傾向であったが、その後は加入数と加入率ともに横ばいで推移し、2022年に再度増加している。固定有線ブロードバンドの接続方式別の加入者数は、ケーブル・ブロードバンドの唯一の提供事業者であるスターハブが2019年9月末にケーブルテレビも含めたHFC網によるサービスを終了したことから光ファイバの加入者数が増加しており、2021年6月現在、150万7,900となっている。また、2021年6月末現在の固定ブロードバンドの市場シェアは、シングテルが約4割、スターハブが約3割、M1が2割弱と設備ベース事業者3社で市場の9割近くを占めている。なお、ケーブル・ブロードバンドの唯一の提供事業者であったスターハブは、2019年にケーブルテレビも含めたHFC網によるサービスを終了した。ネットワークカバレッジに関して、近年5G接続が増加しており、2022年度末にはシンガポールのおよそ半分、2025年度末には完全にカバーする予定となっている。

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