カンボジア

1. 市場動向

1.1. インターネット・ブロードバンド市場

2000年代中ごろまでほぼゼロであった固定ブロードバンドの加入数は2022年時点では51万まで増加している。固定ブロードバンドの加入率は3.1%に留まるものの、継続して増加傾向にある。2002年、データ通信市場が自由化され、ISPが新規参入した。2021年7月時点で、47のISP免許が交付されている。大手ISPは、Viettel(ベトナム)、カンボジアテレコム、CogeTelである。2003年から、首都圏でのADSLサービスと、首都圏及びシェムリアップでのWi-Fiサービスが開始された。首都ではPhnom Penh Municipal Cable Television(PPCTV)等のケーブルテレビ事業者がケーブル・インターネットの提供を始めている。

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