インドネシア

1. 市場動向

1.1. インターネット・ブロードバンド市場

2022年時点で固定ブロードバンドの加入数は1,344万件、固定ブロードバンドの加入率は4.9%と推計され、特に加入数は大きく増加傾向にある。2001年からADSLの商用サービスを開始し、Telekomunikasi Indonesia(Telkom)やケーブルテレビ事業者が、首都圏や大都市を中心にIP化、光化を進行させている。2020年2月には、PT Supra Primatama Nusantar(ブランド名Biznet)が自社光ファイバー網を使ったIPTVサービスを開始した。さらに、無線ブロードバンドの高速化により、様々な関連のサービスが展開され始めている。そのため、政府が積極的に関与してインターネット関連企業を育成しようとしている。ジャカルタ特別州政府が、2020年9月より無料Wi-Fiサービスを提供するといった取り組みもある。COVID19パンデミック以前に加入拡大の中心を担っているのは、モバイル・インターネットであったが、COVID19パンデミックによって、在宅勤務やオンラインスクール、Eコマース、Eヘルス市場が急拡大し、モバイル・インターネットから固定ブロードバンド設備に対する需要はさらに高まっている。

非会員の方がご覧になれるのはここまでです。

これ以降のコンテンツをご覧になるには、会員登録が必要です。会員登録の申請の方法については、「初めての方はこちら」のページをご覧になり、会員登録申請にお進みください。

初めての方はこちら

ログイン