ウズベキスタン

1. 市場動向

1.1. インターネット・ブロードバンド市場

2000年代後半までほぼゼロであった固定ブロードバンドの加入数は、2022年時点では901万まで増加している。固定ブロードバンドの加入率は26%である。加入件数、加入率はともに増加傾向にある。複数のISPが参入しているが大部分は小規模事業者であり、2021年6月現在は政府系事業者Uzbektelecomが加入者基準の市場シェアで約9割を占める。この他の主な事業者としてはSarkor Telecom、Sharq Telecom、Beelineがある。2020年に光ファイバケーブル製造会社Global Optical Communication Uzbekistan(GOC-UZ)がUzbektelecomと韓国GOC社の合弁事業として設立された。GOC-UZは年間5万kmのケーブル生産能力を持ち、ケーブルインフラの輸出も目指す。Wi-Fi整備も進められており、首都タシケントのWi-Fiサービスは有料と広告モデルの無料ベースの二種類で提供されている。

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