フィンランド

1. 市場動向

1.1. インターネット・ブロードバンド市場

2000年までほぼゼロであった固定ブロードバンドの加入数は、2022年時点では187万まで増加している。固定ブロードバンドの加入率は33.9%である。加入件数について、2000年前半までは大きく増加したが、その後は緩やかな増加傾向に転じ推移している。固定ブロードバンドの伸びは鈍化してはいるものの人口普及率は高く、高速化も進展している。主な事業者として、他分野と同様に、エリサ、テリア、DNAフィンランド、フィンネット・グループで市場シェアのほぼ全体を占めている。WiMAXは2005年にフィンネット・グループの子会社Kajaanin Puhelinがサービスを開始、現在は10超の地域で同グループのローカル事業者がサービスを提供している。ほかにはDNAフィンランドが主にルーラル地域でサービスを提供している。

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