1. 市場動向
1.1. インターネット・ブロードバンド市場
2000年にはほぼゼロであった固定ブロードバンドの加入数は2022年時点で3,192万件まで増加している。固定ブロードバンドの加入率は49.4%である。加入件数、加入率ともに増加傾向にある。2026年にはブロードバンド接続の大部分をファイバーが占めるようになり、DSL接続は2022年から26年にかけて急激に減少し、ケーブルモデム加入者数は横ばいで推移すると予想されている。主要事業者4社(オランジュ、SFR、ブイグ・テレコム及びフリー)はいずれもFTTHの商用サービスを提供しており、インターネット接続の最高速度は2Gbpsに達している。2019年6月次点で、主要都市及びその近県では80%、その他の人口密度の比較的高い地域では50~80%程度が接続可能地域になっている。FTTH回線数は約1,560万で、うちオランジュが約1,150万、SFRが約100万である。
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