1. 市場動向
1.1. インターネット・ブロードバンド市場
2020年12月現在、固定ブロードバンドの接続数は約1億2,053万、移動体ブロードバンドの接続数は約5億1,873万となっている。そのうち、固定ブロードバンドの世帯加入率は、ケーブルモデムが23.6%、光ファイバが6.0%、ADSLが5.6%である。また、固定ブロードバンド通信サービスを利用できる人口の比率をコミュニティ別にみると、2017年では都市部で98.3%、地方で73.6%、米国先住民居留地で67.9%であり、都市部での比率が最も高い。
米国のブロードバンド事業者にはケーブルテレビ事業者であるコムキャストやチャーター・コミュニケーションズ等のほか、ADSL接続や光ファイバ・衛星接続を提供する大手通信事業者であるAT&TやVerizonがある。
光ファイバブロードバンド協会と市場調査会社RVAが2019年12月に公表した共同調査結果によると、光ファイバの敷設は近年急速に進展しており、米国で光ファイバーに接続されている世帯は4,650万世帯となった。
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