カンボジア

1. 市場動向

1.1. インターネット・ブロードバンド市場

2000年代中ごろまでほぼゼロであった固定ブロードバンドの加入数は2020年時点では23万まで増加している。固定ブロードバンドの加入率は1.9%に留まるものの、緩やかに増加傾向にある。

2002年、データ通信市場が自由化され、ISPが新規参入した。2021年7月現在、47のISP免許が交付されている。大手ISPは、Viettel(ベトナム)、カンボジアテレコム、CogeTelである。2021年10月現在、10MbpsのFTTHが月額15USD程度で提供されている。

2003年から、首都圏でのADSLサービスと、首都圏及びシェムリアップでのWi-Fiサービスが開始された。首都ではPhnom Penh Municipal Cable Television(PPCTV)等のケーブルテレビ事業者がケーブル・インターネットの提供を始めている。政府は、2020年までに都市部の100%と、ルーラル地域の70%を、最低512kbpsのネットワークでカバーする計画である。

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